IPOに当選するコツとは?当たらないと嘆いている方は要チェック

IPO当選のコツとは?買い方と売り方のポイントを徹底解説

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こんにちは。お金の達人チャンネルのアキです。

今回はIPO当選のコツとは?買い方と売り方のポイントというテーマで解説していきます。

これまでにも何度か投資に関する解説をしていますが、そこで必ずおすすめしているのがIPO(新規公開株)への投資です。

投資と名がつくものには必ずリスクがあります。20%上がる可能性があるものは、逆に20%下がる可能性もあるものです。基本的にこのリスクとリターンは等価交換なのですが、IPOだけはこの投資の等価交換の法則から外れています

今回の特集はIPO投資をこれから始めたいという方はもちろん、IPO銘柄に何度も応募しているものの、一向に当らないという方にとっても役に立つ内容になっているので、是非最後までチェックしてみてください。

※ちなみに私のIPO投資歴は20年を超えており、当選回数は累計100回を超えています。

IPO(新規公開株)とは?

まず最初にIPOを知らない方のために、IPOについて簡単に説明します。IPOという名称は、英語表記のInitial Public Offeringの頭文字を取っています。日本語だと新規公開株と呼ばれており、証券取引所に新規上場することを指しています。

IPOした株は、証券会社を通して、誰でも自由に取引できるようになります。今回説明するIPO投資には、上場する直前に証券会社を通じて行う公募で株を入手し、上場時に売却するという投資手法です。
IPO投資には、上場した後、値上がりが期待できるIPO銘柄に投資する「セカンダリー投資」という手法もあります。ただこれはハイリスク・ハイリターンの投資手法になりますので、今回の動画では説明していません。興味がある方は「IPO セカンダリー投資」で調べてみてください。

IPO投資をおすすめする理由

IPO・イメージ画像

次はIPO投資をおすすめする理由を解説していきます。みなさんは公募で入手した株が初値で上昇する確率はどれ位だと思いますか?もしこの確率が50%だとしたら、可能性は半々ですので、投資初心者におすすめすることはできません。

私がIPO投資を投資初心者におすすめするということは、公募で入手した株の初値が、上がる確率が極めて高いという事です。

例えば2018年は90社が上場し、初値が公募価格を上回った企業の数は75社。初値が上昇する確率は83.3%でした。

2019年は86社が上場し、初値が公募価格を上回った企業の数は75社。初値が上昇する確率は実に87.2%でした。

2020年は93社が上場し、初値が公募価格を上回った企業の数は70社。3月にコロナ危機で相場が暴落したため、この時期のIPOは軒並み厳しい初値になりましたが、それでも初値が上昇する確率は75.2%を超えています。

私の知る限り、これほど勝率の高い投資は存在しません。この圧倒的な勝率を知っている方の多くが、公募でIPO株を手に入れようと抽選に参加しています。IPO銘柄によっては倍率が数百倍になることも珍しくないので、当選確率は決して高くありませんが、抽選への参加は無料で、当たったら大きな利益を期待できることを考えれば、参加しない理由はないでしょう。

ちなみに私は2020年に計9件、2021年も既に1件IPOに当選し、このIPOだけで約700万円の利益を上げています。私は学生時代から20年以上IPO投資を続けており、この投資が現在の資産を築く上で大いに役立ちました。

取引画面・画像

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これだけお得で勝率の高い投資は、20年を超える投資経験を振り返っても他にはないので、是非みなさんにもこの機会にチャレンジしてもらえればと思います。

IPOに当選するコツ

次はIPOに当選するコツです。

IPOに当選するためには、そのIPOの株式を分配してくれる証券会社に口座を開設し、公募の抽選に応募しなければいけません。

IPO株は、主幹事証券と幹事証券に分配されるのですが、主幹事証券に大半の株が割り当てられるので「これは是非当てたい!」と思うIPO株がある場合は、主幹事証券で必ず応募しましょう。IPOへの抽選参加は1社に限定されているわけではないので、主幹事証券以外の幹事証券からも応募するべきですが、主幹事証券のほうが圧倒的に割当株数が多いので、当選しやすい傾向があります

あとこの主幹事証券は大手証券会社が担うケースがほとんどです。具体的には野村證券、大和証券、SMBC日興証券の3社です。この3社に加え、IPOに強いみずほ証券、ネット証券ながら主幹事証券としての実績が豊富で、多くのIPO銘柄で幹事証券を勤めるSBI証券にも口座開設しておくと良いでしょう。

口座開設・イメージ画像

またSBI証券はIPOに外れるとIPOチャレンジポイントというポイントを付与してくれます。このポイントが多ければ多い程、SBI証券のIPOに当りやすくなります。私も20年以上前からこの仕組みを使って何度もSBI証券でIPOに当選しています。応募し続ければいつか必ず当たるので腐らず、諦めずに応募を続けましょう

ちなみに大手証券会社に関しては、自社に多く手数料を落としてくれる店頭取引のユーザーを重視しており、店頭仕切りという形でIPOの当選確率をアップさせています。資金力のある方は、証券会社に担当をつけてもらい、IPOへの当選を狙うのも選択肢の1つです。ただこの仕組みを使うためには何千万円、何億円という取引が必要になるため、現実的ではないでしょう。ではどうすればよいのか?という点ですが、ネット証券の中には資金量や取引量関係なく、完全抽選でIPOを分配しているケースがあります。

具体的にはマネックス証券や大和証券の子会社でIPOに力を入れているCONNECT(コネクト)等がそうです。特にCONNECTは大和証券が取り扱うIPOを取り扱えるという強みに加え、条件を満たせば39才以下のIPO当選確率をアップさせると明言しているので、若い方なら使わない手はないでしょう。

私はこれら全ての証券会社に自分だけではなく、家族も口座開設し、コツコツ応募しています。正直面倒くさいなと思う事もありますが、それだけでこの1年で数百万円、20年以上継続したことで数千万円以上の利益を受け取っていることを考えれば、労働の対価としては十分過ぎる成果でしょう。

ここで紹介したIPOに強い証券会社の情報を下記にまとめておきます。是非チェックしてみてください。

IPOの取り扱いに強いおすすめの証券会社

SBI証券・サイトイメージ

SBI証券

ネット証券最大手。主幹事証券の経験を持ち、幹事証券の実績も豊富。取り扱うIPOの数は、間違いなくトップクラス。外れれば外れるほどポイントが貯まり、IPOの当選確率がアップする仕組みも人気。

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みずほ証券・サイトイメージ

みずほ証券

みずほフィナンシャルグループの証券会社。規模は三大証券会社に及ばないがIPOに強みを持ち、取り扱い実績豊富。

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マネックス証券・サイトイメージ

マネックス証券

ネット証券大手の一角。取り扱うIPOの数はSBI証券に遠く及ばないが、IPOを投資家に対して完全抽選で分配しており、資金量の有無が関係ない点は、個人投資家から高く評価されている。

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CONNECT・サイトイメージ

CONNECT

大和証券グループのスマホ証券。割安な手数料に加え、大和証券グループと言う強みを活かし、IPO銘柄を多数取り扱う。大和証券はIPOの主幹事になる事が多いため、株式の配分も多い。まだ多くの人に知られていないからこそ、今のうちに口座開設しておき、IPOの抽選に当たりやすいというメリットを享受しよう。

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主幹事を務める事が多い3大証券会社

野村証券・サイトイメージ

野村証券

国内最大手の証券会社。上場規模の大きいIPOに強みを持ち、取り扱い実績も豊富。

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大和証券・サイトイメージ

大和証券

国内2位の証券会社。都市部のスタートアップ企業に食い込んでおり、IT企業のIPOを豊富に取り扱う。

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SMBC日興証券・サイトイメージ

SMBC日興証券

三井住友フィナンシャルグループの証券会社。IPOの取り扱い実績では野村證券、大和証券に引けを取らない。

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IPOの取扱いを開始した注目のスマホ証券

LINE証券・サイトイメージ

LINE証券

2021年6月にIPOの取扱いを開始。LINEと野村證券が運営。今後は野村證券が取り扱うIPOに申し込めるようになるので今のうちにチェックしておきたい。

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IPOの買い方

次にIPOの買い方ですが、IPOには抽選日というものがあり、その抽選日以降に当選したかどうかを確認、当選していたら購入を申し込む必要があります。

つまり当選していたとしても、申し込みをしなければ、IPOを購入できないということです。

また抽選日から実際に購入申し込みをするまでの期間が、非常に短い点にも注意しましょう。例えば2021年3月18日上場のi-Plugは、公募価格の決定日が3月10日。この日以降に抽選結果がわかり、購入申し込みを受け付けている期間は3月11日から3月16日までとなっています。

IPOを買う際は、公募価格決定日以降に抽選結果を確認、当選している場合は期日までに忘れず申し込む必要があるという事を憶えておいてください。

IPOの売り方

最後にIPOの売り方ですが、上場日の朝、忘れずに注文を出しましょう。成行を選択すれば必ず初値で売却できます。この金額でなければ売りたくないという場合は指値注文を使いましょう。

人気のIPOは上場日に値が付かないこともあります。その場合は翌日また忘れずに新たな注文を出しておきましょう。

IPOの売り方・イメージ画像

私はIPOで手に入れた株を必ず初値で売る事を自分のルールにしています。理由はIPO投資での勝率を上げるためです。ただIPO銘柄の値動きをしっかり分析すれば、1週間後に売った方がもしかすると利益を最大化できるかもしれません。例えば、私は2021年最初のIPO、QDレーザを初値の797円で売ったのですが、その後QDレーザは急騰し2021年2月18日には一時1,924円をつけました。IPO銘柄の中には、上場後さらに大きく値上がりするものもあります。

取引画面・画像

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初値売りの勝率は出ていますが、それ以外の取引の勝率は出せていないので、興味がある方はデータを徹底的に分析し、利益を最大化できる方法を考えてみるのも良いでしょう。

大事なのは自分でルールを設定し、そのルールを守るということ。これだけは覚えておいてください。

今回の特集は以上です。この特集を見ていただいた方が、IPO投資に興味を持ち、投資する方の裾のが少しでも拡がれば、本当に嬉しいです。

この特集の内容は、YouYubeにもアップしています。動画が少しでも役に立った、面白かったという方は是非いいねをお願いします。また今回解説できなかった内容もあるので、IPO投資や株式投資に関する特集や動画を今後も作成していきたいと思います。今後もみなさんの役に立つ情報をお届けしていきますので、この機会にチャンネル登録もよろしくお願いします。

ではまた次回特集でお会いしましょう。

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